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JR高槻駅南口の再々開発と観光プロジェクトの広域展開
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島本の良さをもっと引き出す、かのうのまちづくり
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なぜ、高槻にかのうのまちづくりが必要なのか?
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JR高槻駅南口の再々開発と観光プロジェクトのための独自の法案(かのう私案)
高槻の街づくりの課題は多岐にわたります
- 商店街の活性化
- 地域交通の問題
- 介護の負担の増加
- 子供たち一人一人の力を伸ばすための教育環境の整備
- 農林業の活性化
- 環境保護
- 認知症の方や独居のお年寄りの増加
- 安心して子供を産み見育てられる環境の整備
- 交通渋滞
- 空き家問題
- こどもの貧困
- 地震や風水害などの災害への対応
これらの課題は既に表面化しているものであり、皆様の生活や仕事に関わる重要な問題なので、喫緊に取り組んでいく必要があります。
具体的な事業・施策
- 富田高架化事業
- 防災人材の育成と防災教育の推進
- 新名神の一日も早い整備促進
- 防災・救援・復興におけるデジタル技術の活用の強力な推進
- 新名神高架下の空間を活用したまちづくり
- 富田地区のまちづくり「富田地区複合施設等整備基本計画」の推進
- 将棋のまちのまちづくりの推進
- 富寿栄住宅の建て替えの推進
- 地域の足を確保するための公共交通等への自動運転の導入の推進
- 高槻駅前戦(JR高槻駅北~上宮天満宮)の無電中化・美装化の推進
- 淀川の堤防関係
- JR高槻駅西口周辺の美装化の推進(将棋会館の周辺の美装化)
- 多様な主体の参画とコミュニケーションによる地域防災力の強化
既に表面化している課題に対応していくことと合わせて、先を見越したまちづくりも行っていく必要があります。人口を維持し、バスやタクシー、医療サービス、商業機能、が将来にわたって安心して利用することができるよう、先を見据えて、今の段階から、まちの発信力と求心力を高め、外から人を呼び込むまちづくりを行います。
具体的な方向性
- 高槻は、間違いなく、いいまちです。しかもどんどん良くなっています。
医療サービスは充実し、市内交通も便利、飲食店や商業機能も充実しているし、素晴らしい公園もあります。 - しかし、全国的な人口減少がつづくなか、何もしなければ、高槻の人口は2050年に30.1万人まで減少してしまうため、
今後、これらのサービスの維持が難しくなってきます。なので、これらのサービスを維持するため、高槻の人口を増やさなければなりません。 - そして、そのためには外から人が来るまちづくりが必要です。
まちづくりには、今住んでいる人のサービスを向上させるためのまちづくりと、外から人に来てもらうためのまちづくりの2種類があります。
この2つは設計思想が全く異なります。一つ目のまちづくりは高槻は成功している。
これからさらに力を入れる必要があるのは2つ目の外から人に来てもらうためのまちづくりです。
そして、この2つ目のまちづくりは広域的視点、国レベルの視点が必要であり、ここに私の役割があると思っています。 - 私は、高槻をもっと外から人が来るまちにするためには、観光を一つの大きな軸とすること。
そして、JR高槻駅南口の再々開発でまちの求心力を強烈に高める仕掛けを講じること、この2つが極めて重要だと考えています。 - なぜ観光に着目するのか?それは、外から人が来るために一番重要なのは、
まちの発信力であり、発信力を強化するための最強のツールが観光だからです。 - 高槻というまちを知らなければ、来たいとも思わないし、住みたいと思うわけもありません。
なので、とにかく発信力を高めることが大事です。
そして、観光で来てくれた人は必ずSNSで発信してくれるので、観光は発信力強化の手段として極めて大きな効果を発揮します。 - そして、何よりも、高槻は観光の大きなポテンシャルを秘めているからです。
大阪市と京都市に近接しゴールデンルート上にあり、既に大量の外国人旅行客が通過しているというのは、
全国的にも群を抜く圧倒的な立地の優位性があります。
そして、日本らしい美しい自然、文化、ホスピタリティ溢れる市民性、そして、高槻駅南口の再々開発という大きなチャンスを持っています。 - 今、高槻を観光で盛り上げるといってもピンと来ないかもしれませんが、ある程度の素材があれば観光は一から作り上げることが可能です。
そして、観光は日本人旅行者と外国人旅行者では戦略が全く異なります。
私が全国各地で観光プロジェクトに取り組んだ経験からみて、外国人旅行者という視点であれば、
高槻の日本らしい美しい自然は十分に魅力的であり、その自然の中に観光コンテンツを作りこむことができれば、十分に勝機があります。
高槻の高度な医療サービスと組み合わせて医療ツーリズムを展開していくことも可能です。
観光は、日本の数少ない成長分野であり、そして今後も間違いなく伸び続ける分野なので、このポテンシャルを活かさない手はありません。 - では、具体的に何をしていくのか。私は、まず、北摂、大阪、関西、全国というスケールで、広域的な観光プロジェクトを進めてまいります。
既に一部プロジェクトを着手していますが、コツコツと継続的に、かつ重層的にプロジェクトを展開してまいります。
これによって、高槻のまちに観光交流を生み出します。 - そして、5年間、コツコツと魅力的な観光コンテンツを作り続けて増やしていった後に、
JR高槻駅南口の再々開発で、世界の観光客を惹きつける一流のホテルをつくり、観光交流や国際交流を爆発的に増やします。
ホテルができると同時に周辺の観光コンテンツも出来上がっていることではじめて、
高槻のまちなかに大きな人の流れを生みだすことができます。 - そして、高槻駅南口の再々開発では、観光面以外でも、まちの求心力を高める仕掛けを講じます。
若者を惹きつける魅力的なオフィスを作り、そこに一流企業が入ることで、
高槻で育った人が高槻の外に出ていかずに高槻の中で働くようになります。
サブカルチャーが生まれる空間を作り、外から若者を惹きつける魅力を生み出していきます。
子供が思いっきり遊べる環境がどんどん少なくなっているなか、子供がどこよりも圧倒的に遊べる空間をつくることで、
高槻の外から子供や子育て世代のご家族が遊びにやってきます。
そして、駅と直結する空飛ぶクルマの発着場を作り、高槻の交通利便性を格段にあげます。 - 観光まちづくりとJR高槻駅の南口再開発、この2つによって、
高槻を、国内外に強い発信力を持ち、外から多くの人が訪れ、住みたくなるまちにしていきます。
そして、それによって、高槻が、いつまでも、医療サービスも充実し、子育てもしやすく、
便利で住みやすいまちであり続けることを可能にします。
- 島本はすみつづけたい街ランキング全国1位になるくらい魅力的なまちです。
- その魅力の要因は、素朴な心地よさであり、日常的に自然と触れながら、都会近くで暮らせる、ゆったりとした空気がながれ、落ち着いて、
安心して過ごせる、きれいな水もある、そういったところだと思います。 - 私は島本町のまちづくりで一番重要なのは、今の島本町のこの良さを壊さしてはいけない、ということだと思います。
今のまちの延長線上で、島本の良さをもっと引き出す、そして、足りないところを補う、そんなまちづくりをすべきだと思っています。 - 外から人に来てもらうためのまちづくりは、広域的な視点、国家的な視点が必要になってくるので、
そこに、国土交通省で経験を積んできた私の役割があるのだと考えています。
島本がこれからもずっと、愛着をもってすごせるまちであり続けるために、しっかりと頑張ってまいります。
島本のまちづくりの課題
- 駅前の賑わいづくり
- 地域交通の問題
- 介護の負担の増加
- 子供たち一人一人の力を伸ばすための教育環境の整備
- 農林業の活性化
- 環境保護
- 認知症の方や独居のお年寄りの増加
- 安心して子供を産み見育てられる環境の整備
- 交通渋滞
- 空き家問題
- こどもの貧困
- 地震や風水害などの災害への対応
具体的な事業
- ピンポイント渋滞対策(水無瀬交差点など)
- 百山地区の土地利用
- 雨水幹線の整備
- 緊急車両通行道路の確保
- 町営住宅の長寿命化
- 山崎ポンプ場の改修
- 淀川河川公園の活用促進
- 橋梁の長寿命化
- 広瀬機動分団詰所の建て替え
- 建築物の耐震化の推進
- 公園施設の長寿命化
- 子ども家庭センターの設置
- 風水災害対策の推進
- 老朽排水管の更新・耐震化
- 学校施設の長寿命化
- 清掃工場の改修工事
- 公共下水道整備
- 歴史文化資料館の新たな活用
かのうのまちづくりを実現するために、独自に、都市再生関係と観光関係の2つの法律と補助制度の案を作りました。この法律・制度により、JR高槻駅南口の再々開発などの拠点整備と周辺の観光コンテンツ開発をパッケージで開発すること可能となります。また、都市再生だけでなく、観光ファンドからの資金投入により、大規模な資金投入が可能となり、大胆な開発を行うことができます。